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第104回 問101-110
問101
次の反応のうち、主生成物がラセミ体として生じるのはどれか。1 つ選べ。(THF:テトラヒドロフラン)
解 1
問102
次の反応で得られる主生成物Aの構造式として、正しいのはどれか。1 つ選べ。
解 5
問103
次の反応で得られる化合物中の H( a~ c)に関する記述のうち、正しいのはどれか。1 つ選べ。
- a、 b、 cのすべてが LiAlH4由来である。
- aと bが H3O+由来、 cが LiAlH4由来である。
- aと bが LiAlH4由来、 cが H3O+由来である。
- aと bのどちらか一方が H3O+由来、もう一方と cが LiAlH4由来である。
- aと bのどちらか一方が LiAlH4由来、もう一方と cが H3O+由来である。
解 3
問104
ジクロフェナクナトリウムは、化合物Aから化合物Bを経由して合成できる。化合物Bはどれか。1つ選べ。
解 4
問105
体内でグアニンは、以下のようにキサンチンを経て尿酸へ変換される。キサンチンの構造式として正しいのはどれか。1 つ選べ。
解 2
問106
次に示した医薬品の活性成分Aに関する記述のうち正しいのはどれか。2 つ選べ。
- N末端のアミノ酸は D-プロリンである。
- C末端では、L-プロリンの環内の窒素が N -エチル化されている。
- L-ロイシンのエナンチオマーである D-ロイシンが含まれている。
- 経口投与には適さない。
解 3, 4
問107
ビルダグリプチンに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ピペリジン環を有している。
- 破線で囲んだ炭素骨格中のすべてのシクロヘキサン環は、いす形配座をとっている。
- a及び bで示される2つの窒素原子のうち、 bの方が塩基性が強い。
- cで示される不斉炭素原子は R 配置である。
- d及び eで示される2つの炭素原子はいずれもキラル中心(立体中心)ではない。
解 2, 5
問108
下図は、ある化合物の 1H-NMR スペクトル(400 MHz、CDCl3、基準物質はテトラメチルシラン(TMS))である。この化合物の構造式として正しいのはどれか。1 つ選べ。なお、イのシグナルは一重線であり、拡大図A、B及びCの拡大率はそれぞれ異なる。また、エのシグナルはヒドロキシ基のプロトンに由来する。
解 1
問109
次の反応で得られる主生成物Aの構造式として、正しいのはどれか。1 つ選べ。
- 天然物Aは、イソプレン単位3個から生合成される。
- 天然物Bは、2分子のフェニルプロパノイドから生合成される。
- 天然物Cは、1分子のアセチル CoAと7分子のマロニルCoAから生合成される。
- 天然物Dは、1分子のフェニルプロパノイドと2分子のマロニル CoAから生合成される。
- 天然物Eは、チロシンから生合成される。
解 2, 3
問110
生薬に関する記述のうち正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ロートコンは、ナス科基原植物由来生薬で、トロパンアルカロイドを含有する。
- リュウタンは、フラボノイド配糖体を主成分とし、苦味健胃薬として用いられる。
- リュウコツは、硫酸ナトリウムを主成分とし、精神安定を目的として用いられる。
- インチンコウは、果実を用部にする生薬であり、胆汁分泌促進作用がある。
- トチュウは、トチュウの樹皮を用部にする生薬であり、リグナンを含有する。
解 1, 5