◎薬剤 第102回

薬剤師国家試験 過去問 第102回【薬剤】必須問題 問41-55



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第102回 問41-55

問41

薬物の腸肝循環の経路はどれか。 1つ選べ。

  1. 肝臓 → 門脈 → 胆管 → 腸管 → 肝臓
  2. 肝臓 → 門脈 → 腸管 → 胆管 → 肝臓
  3. 肝臓 → 胆管 → 門脈 → 腸管 → 肝臓
  4. 肝臓 → 胆管 → 腸管 → 門脈 → 肝臓
  5. 肝臓 → 腸管 → 門脈 → 胆管 → 肝臓
  6. 肝臓 → 腸管 → 胆管 → 門脈 → 肝臓

 

 

 

 

 

 

解 4

 

問42

二次性能動輸送の駆動力となるイオン濃度勾配を形成する一次性能動輸送担体はどれか。1つ選べ。

  1. Na+,K--ATPase
  2. Na+/グルコース共輸送体
  3. Na+/H-交換輸送体
  4. P-糖タンパク質
  5. H+/ペプチド共輸送体

 

 

 

 

 

 

解 1

 

問43

ヒドロキシ基を有する薬物(R-OH)のグルクロン酸抱合体を示す化学構造はどれか。1つ選べ。

 

 

 

 

 

 

解 2

 

問44

薬物を点滴静注したとき、定常状態における血中薬物濃度は 2μg/mLであった。また、その時の尿中薬物濃度は 200μg/mLであり、尿量は 1mL/minであった。この薬物の腎クリアランス(mL/min)に最も近い値はどれか。1つ選べ。

  1. 2
  2. 10
  3. 100
  4. 200
  5. 400

 

 

 

 

 

 

解 3

 

問45

一般に、高齢者において増大するのはどれか。1つ選べ。

  1. 胃内容排出速度
  2. 血漿中アルブミン濃度
  3. 脂溶性薬物の体重あたりの分布容積
  4. 肝臓での薬物代謝活性
  5. 糸球体ろ過速度

 

 

 

 

 

解 3

 

問46

患者のクレアチニンクリアランスに基づいて投与設計が行われる治療薬物モニタリング(TDM)対象薬はどれか1つ選べ。

  1. テオフィリン
  2. テイコプラニン
  3. セファレキシン
  4. シンバスタチン
  5. リドカイン

 

 

 

 

 

解 2

 

問47

腎尿細管分泌過程に飽和がみられる薬物において、投与量の増大に伴い値が低下するのはどれか。1 つ選べ。

 

  1. 血中濃度時間曲線下面積/投与量
  2. 腎クリアランス
  3. 消失半減期
  4. 平均滞留時間
  5. 血中非結合形分率

 

 

 

 

 

解 2

 

問48

肝代謝と腎排泄により体内から消失する薬物について、全身クリアランス(CLtot)、腎クリアランス(CLγ)及び肝血流速度(Qh)から肝抽出率を算出する式はどれか。 つ選べ。

 

 

 

 

 

 

解 2

 

問49

下図のような拡散制御膜において、溶質分子が単位時間に透過する物質量と反比例の関係にあるのはどれか。 1つ選べ。

  1. 溶質の膜中での濃度差(C1- C2)
  2. 溶質の膜中での拡散係数
  3. 溶質の分配係数(C1/Cin)
  4. 膜の厚さ
  5. 膜の有効表面積

 

 

 

 

 

解 4

 

問50

エマルションの分散媒と分散相の密度差により、分散相が浮上する現象はどれか。1つ選べ。

  1. 凝集
  2. 塩析
  3. 合一
  4. クリーミング
  5. ケーキング

 

 

 

 

 

解 4

 

問51

以下のレオグラムのA点から求められるのはどれか。1つ選べ。

  1. ヤング率
  2. 降伏値
  3. チキソトロピー
  4. 動粘度
  5. 弾性率

 

 

 

 

 

解 2

 

問52

医薬品を造粒する目的として誤っているのはどれか。。1つ選べ。

  1. 流動性の向上
  2. 含量均一性の改善
  3. 真密度の増大
  4. 充てん性の向上
  5. 発塵の防止

 

 

 

 

 

解 3

 

問53

粉末X線回折測定法により評価される医薬品の物性はどれか。1つ選べ。

  1. 比表面積 
  2. 空隙率
  3. 結晶性
  4. 吸湿性
  5. 旋光度

 

 

 

 

 

解 3

 

問54

経口投与する固形製剤の著しい生物学的非同等性を防ぐことを目的として実施される一般試験法はどれか。1つ選べ。

  1. 制酸力試験法
  2. 製剤均一性試験法
  3. 崩壊試験法
  4. 溶出試験法
  5. 消化力試験法

 

 

 

 

 

解 4

 

問55

腸溶性製剤に関する記述のうち、適切なのはどれか。1つ選べ。

  1. 有効成分の血液中での分解を防ぐことができる。
  2. 有効成分の胃に対する刺激作用を低減できる。
  3. 体温によって溶融し、薬物を放出する。
  4. ペプシン分解性の基剤でコーティングされている。
  5. 即放性製剤に分類される。

 

 

 

 

 

解 2

 

 

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