薬剤

押さえておきたい「日本薬局方通則(容器の種類)」【薬剤】



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日本薬局方通則(容器の種類)の出題ポイント!

ポイント①「密閉容器」「気密容器」「密封容器」

「密閉容器」「気密容器」「密封容器」、この三種類しかありません。

大事なポイントは、『この順番で覚えておく』ことです。

少し検索すれば様々なゴロが出てくると思います。

私は、「平気風(閉・気・封)」と覚えていました。

昔カラコンの通販サイトで「ぼっちでも平気風でいられる方法」という謎の記事が一時期話題になりましたが、それ同じです。

(わからない方も多いと思いますが…。興味のある方はネットで「カラコン 平気風」と調べてみてください)

「容器は、平気風」っと覚えると簡単です。

 

ポイント②何を防ぐのか?

順番が大事といいましたが、その理由はこの順番で防げるものが増えるのです。

  • 密閉容器→固体の侵入(例:薬袋などの紙袋、箱)
  • 気密容器→固体と液体の侵入(例:PTP包装、SP包装、瓶、缶、)
  • 密封容器→固体、液体、気体の侵入(バイアル、アンプル、吸入エアゾール剤)

つまり、「容器は平気風(閉・気・封)」の順番で覚えておくと、防げるものが一つずつ増えていくのです。

密閉容器(固体)<気密容器(固体、液体)<密封容器(固体、液体、気体)

なんとなく想像がつくと思いますが、密閉容器の規定があるものは、気密容器で保存ができます。

逆は不可です。より上位のものであれば可能です。

出題傾向として、「○○容器の規定がある場合、○○容器を使用して保存できるか?」というように、代替できるかどうかを問う問題が多いです。

 

過去5年間の出題傾向

104回問176  
103回 
102回問177
101回問178
100回 

過去5年で3回の出題です。3つを覚えるだけで解けるのでぜひしっかりと覚えていてくださいね。

 

過去問を解いてみよう!

104回 問176

容器・包装に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 日本薬局方製剤包装通則における包装適格性には、製剤の保護、製剤と包装の適合性、包装に用いる資材の安全性及び投与時の付加的な機能が含まれる。
  2. 日本薬局方において気密容器の規定がある場合、密閉容器を使用して保存することができる。
  3. 押出しチューブは、軟膏剤等の内容物を押し出せる柔軟性をもつ容器で、材質に金属やプラスチックが用いられる。
  4. 輸液剤の容器で利用されるプラスチックバッグは密封容器である。
  5. プラスチックのシートを加熱成形してくぼみを作り、その中に製剤を入れる包装形態はSP(Strip Packaging)と呼ばれる。

 

 

 

 

解 13

 

102回 問177

医薬品の容器・包装に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. SP(Strip Package)は、ポリ塩化ビニルなどで成型したくぼみに錠剤やカプセル剤を入れたものである。
  2. ピロー包装は、包装された医薬品の防湿性を高めるために、ラミネートフィルムなどで二次包装したものである。
  3. 密閉容器の規定がある場合には、気密容器を用いることはできない。
  4. プレフィルドシリンジは、注射液をあらかじめ注射器に充てんした製剤である。
  5. プラスチック製医薬品容器試験法は、輸液の容器のみに適用される。

 

 

 

 

解 2, 4

 

以上、今回は日本薬局方通則(容器の種類)の出題ポイントについて解説させて頂きました。

 

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