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第102回 問71-80
問71
日本国憲法第 25条において保障されている権利として、最も適切なのはどれ
か。1つ選べ。
日本国憲法第 25条
1 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
- 財産権
- 参政権
- 自己決定権
- 人格権
- 生存権
解 5
問72
希少疾病用医薬品について、正しいのはどれか。1つ選べ。
- 治験の届出が免除される。
- 期限付の製造販売承認となる。
- 試験研究は中止することができない。
- 指定が取り消されることがある。
- 再審査期間は4年である。
解 4
問73
厚生労働大臣が、薬剤師の免許の取消し等の処分をするにあたって、あらかじめ意見を聴かなければならないのはどれか。1つ選べ。
- 医道審議会
- 都道府県知事
- 内閣府
- 薬事・食品衛生審議会
- 裁判所
解 1
問74
医療を受ける者に対する医療の担い手の責務として、医療法に規定されているのはどれか。1つ選べ。
- 福祉サービスの提供
- 医療技術の普及
- 医療計画の策定
- 効率的な説明
- 良質かつ適切な医療の提供
解 5
問75
薬局で向精神薬を取扱う場合、法令に基づいて届出が必要とされているのはどれか。 1つ選べ。なお、薬局は、向精神薬営業者に関して別段の申し出はしていないものとする。
- 処方箋に基づく譲渡
- 他の薬局への譲渡
- 向精神薬卸売業者からの譲受
- 廃棄
- 一定量以上の滅失、盗取等の事故
解 5
問76
医薬品副作用被害救済制度における副作用救済給付の対象として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 医療費
- 医療手当
- 障害年金
- 休業保障
- 葬祭料
解 4
問77
ソリブジン事件に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
- 市販直後に副作用である間質性肺炎を多数発症した。
- 長期大量投与により亜急性脊髄視神経症を発症した。
- アナフィラキシーショックにより死亡例が発生した。
- 他の医薬品との相互作用により死亡例が発生した。
- 慢性疾患への投与により網膜症を発症した。
解 4
問78
自営業などの人を対象とする医療保険はどれか。1つ選べ。
- 船員保険
- 国民健康保険
- 共済組合
- 組合管掌健康保険
- 全国健康保険協会管掌健康保険
解 2
問79
リスボン宣言に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
- 人を対象とする医学系研究の倫理的原則である。
- 日本では法的拘束力がある。
- 患者が他の医師の意見を求める権利が示されている。
- 研究倫理委員会の役割が示されている。
- 医療従事者の権利が示されている。
解 3
問80
薬局に処方箋を持参した成人患者が、半年前から継続処方されている薬について、「この薬は、あまり飲みたくないのです」と訴えた。この訴えの次に薬剤師が患者にかける言葉として適切なのはどれか。 1つ選べ。
- 「それでは中止しましょうか。よい薬が処方されているのに残念です。」
- 「すでに処方されているので、変更することはできません。」
- 「それは医師に言っていただかないと困ります。」
- 「副作用が少ないですから、安心して飲んでください。」
- 「飲みたくないことについて、少し話を聞かせていただけますか。」
解 5